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CGI 作成の初歩 |
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8. 配列の簡単な使い方を練習する |
配列は、番号(添字)が付けられた長い入れ物のようなイメージです。
それぞれの場所へは添字を使って出し入れする事ができます。
配列は、数字をキーとして配列のどの場所かを指定します。
変数は先頭に $記号を付け $aaa などとして表しましたが、配列の場合
は先頭に @記号 を付け @aaa などとして表します。
配列に文字列を入れ、配列の内容を表示してみます。
配列に文字列を入れ、それを個別に取り出してみます。
個別の要素を参照する時は $配列名[添字] となります。
一度に複数の要素に入れる場合、カンマ (,) で区切り、文字列は "" で囲います。
配列は @配列名 で表しますが、その配列の個々の要素にアクセスする時は、
$配列名[添字] となりますので注意しましょう。
例えばこの例の場合、 配列の名前が @aaa で、先頭の要素にアクセスしたい場合
は $aaa[0] となります。
配列の先頭要素は 0 から始まる点にも注意しましょう。
配列に個別に文字列を入れ、それを個別に取り出してみます。
個別の要素を参照する時は $配列名[添字] となります。
配列に変数の値を入れる時は "" で囲う必要はありません。
手作業で行う場合、配列は便利に感じないと思いますが、別の処理 (例えば繰り返し処理など)
と合わせて使った場合
例えばデータベースなどを作った場合に 個人データは配列にあり、その中の名前や住所の値を参照したり、ある項目を
キーにしてリストを出す、修正するなどの際に便利に使えると思います。
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連想配列を使ってみる |
配列は数字で、配列のどの場所かを指示しましたが、連想配列では文字をキーとして場所を指定します。
配列で場所の指定は $配列[数字] でしたが、連想配列では $配列{文字列} として指定します。
連想配列全体を現す時は %hairetu など先頭に % を付けて %配列名 とします。
添え字を囲う括弧が [ ] でなく { } になっている事に注意。
連想配列に文字列を入れ、連想配列の各内容を表示してみます。
連想配列にリストを使って一度に複数の値を入れてみます。
一度に複数の要素に入れる場合、カンマ (,) で区切り、文字列は "" で囲います。
書式 %連想配列 = ("文字列1","値1","文字列2","値2","文字列3","値3"・・・・・・・);
連想配列全体を表す時は %連想配列名 と、連想配列名の前が % なっている事に注意しましょう。
複数の要素を一括で代入す時、文字列(添字)と値をダブルクォーテーションで囲みカンマで続けて表記する点に注意して下さい。
連想配列はフォームからの値の受け取りなどの項でも使われており、非常に便利なので
使い方を覚えておきましょう。
ライブラリを使って受け取りデータを簡単に連想配列に入れることもできます。
【参考】 cgi-lib.pl を使って連想配列に入れる
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次項ではこの配列に対して操作を行ってみます。 |
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