環境変数の取得とその一覧

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環境変数の取得方法とその一覧

CGI からアクセスしたユーザの情報やサーバの情報を取得する事ができ、
これらを環境変数と呼びます。

・環境変数一覧を表示します ( SSI 版 )

下のサンプルソースでは、アクセスした人の IPアドレスを表示します。
その他にも使用しているブラウザの情報や、サーバの情報も取得する事が
できますので、色々と試してみて下さい。
【取得できる環境変数の一部】

$ENV{'REMOTE_ADDR'}	アクセスしたユーザの端末のIPアドレスが入っています
$ENV{'HTTP_USER_AGENT'}	アクセスしたユーザの端末のブラウザ情報が入っています
$ENV{'HTTP_ACCEPT_LANGUAGE'}	ブラウザの言語タイプが入っています
$ENV{'HTTP_COOKIE'}	Cookie の情報が入っています
$ENV{'HTTP_REFERER'}	リンク元ページのURL （URL直入力やセキュリティソフトで遮断される場合有）
$ENV{'HTTP_FORWARDED'}	アクセスしたユーザのプロキシ情報
$ENV{'HTTP_X_FORWARDED_FOR'}	アクセスしたユーザのプロキシサーバのIPアドレス
$ENV{'REMOTE_PORT'}	アクセスしたユーザの接続ポート番号
$ENV{'SERVER_SOFTWARE'}	CGI の動作しているサーバソフト名
$ENV{'SERVER_PROTOCOL'}	CGI の動作しているサーバのプロトコルバージョン
$ENV{'SERVER_PORT'}	CGI の動作しているサーバの待受けポート番号
$ENV{'SERVER_NAME'}	CGI の動作しているサーバの名前
$ENV{'SERVER_ADDR'}	CGI の動作しているサーバのIPアドレス
$ENV{'HTTP_HOST'}	CGI の動作しているサーバのホスト名
$ENV{'PATH'}	CGI の動作しているサーバのコマンド実行パス
$ENV{'SCRIPT_NAME'}	CGI の動作しているサーバのCGI までの実パス
$ENV{'CONTENT_LENGTH'}	ブラウザから送信されたデータの長さ
$ENV{'QUERY_STRING'}	GETメソッドで送信された内容、URL末尾に付けた引数

サーバ側の設定やアクセスしたユーザ側の設定などにより、取得できない環境変数もあります。

環境変数は一般的なものも上記の他に多くありますが、インターネットに関わるソフトなどでは、
一般的な環境変数の他に、独自の名前を付けた環境変数を出しているものもあります。
また、cgi-lib.pl を使っても一覧を表示する事ができます。（cgi-lib.pl で環境変数を表示）
CGI で環境変数を読み出す場合は $ENV{'キー'}　としますが、SSI の場合はHTMLページ内
に　　と記述します。
例えばIPアドレスの情報を表示するには 　とします。

・環境変数一覧を取得するサンプルCGI のダウンロードはこちら

関連項目

・　CGIの作成に関する用語
・　CGI作成に関するFAQ