ビギナーズ CGI

 初歩から始める初心者向けPerl-CGI講座  

| トップページ | CGI設置 | CGI作成 | 作成事例 | 設置用語 | 作成用語 | 関数リファレンス | FAQ | お問合せ |
  
CGIの設置方法
フリーで配布されているCGIを設置する際の手順や注意事項などの説明です。

CGI作成の初歩
初めてCGIを作る方向けの手順を簡単な例で説明しています。

CGI作成ヒント集
こういう事をする時は、どのように行えばいいのか?など具体的な事例を紹介します。

CGIの設置に関する用語
CGIの作成に関する用語
CGIの設置や作成時に使われている用語や関連知識を掲載しています。

設置に関するFAQ
作成に関するFAQ
設置や作成をする際に起こりがちなトラブルの説明と、よくある質問とその回答を掲載しています。


 
 



lstat

lstat はシンボリックリンク自体の情報を取得する事ができます。
ファイルの情報を取得する stat関数もありますが、stat関数をシンボリックリンクに対して
実行すると、リンク先のファイル情報が返ってしまいますので、シンボリックリンク自身の
情報を取得する場合はこの lstat を利用しますが、こちらの lstat もファイルに対して実行
すると、ファイルの情報が返ります。

UNIXに実装されているシンボリックリンクはWindowsのショートカットと似たようなものですが、
ショートカットは、リンク先のファイルとショートカットが同じように扱えない事に比べ、シンボリック
リンクではリンク先のファイルとシンボリックリンクを同じもののように扱う事ができるものです。
シンボリックリンク自体はファイルやディレクトリへの情報を格納した0バイトのファイルです。

【書式】
$変数 = (lstat("シンボリックリンク"))[添字];
@配列 = lstat("シンボリックリンク");

stat関数で得られる最終更新日時も、現在の時刻を取得する の項で説明した time関数 のように
1970年1月1日0時0分0秒 から現在までの秒数が得られるようになっていますので、実際に表示
したりする際には、整形が必要となります。
stat関数で得られる情報は様々なものがあり、単一の情報が欲しい場合は書式にあるように添字
を指定して変数に入れ使用しますが、複数の情報を使いたい場合は、そのまま配列に入れてしまい
、後でその配列に添字を指定して使用する方法もあります。


下のサンプルソースでは、ファイルサイズと、最終更新日時、最終アクセス日時を表示します。
最終更新日時と、最終アクセス日時はサブルーチンを利用して変換を行ってみます。
複数の値を使いたい為、 lstat関数からの戻りを配列に入れていますが、単一の要素のみ取り出す
場合はstat取得時の書式を変え、戻りをスカラー変数に入れてもかまいません。




lstat関数呼び出し時の添字、もしくは取得したデータを配列に
入れた場合に得たいデータと指定する添字は以下の通りです。
0 デバイス番号
1 iノード番号
2 モード (タイプとパーミッションの値)
3 対象ファイルのリンク数
4 対象ファイルの所有者ID
5 対象ファイルのグループID
6 デバイス識別子
7 ファイルのサイズ (単位はバイト)
8 ファイルの最終アクセス日時
9 ファイルの最終更新日時
10 最終 iノード更新日時
11 ブロックサイズ
12 ブロック数





Beginner's CGI  - Copyright (C) 2003 aimix. All Rights Reserved -