ビギナーズ CGI

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CGIの設置方法
フリーで配布されているCGIを設置する際の手順や注意事項などの説明です。

CGI作成の初歩
初めてCGIを作る方向けの手順を簡単な例で説明しています。

CGI作成ヒント集
こういう事をする時は、どのように行えばいいのか?など具体的な事例を紹介します。

CGIの設置に関する用語
CGIの作成に関する用語
CGIの設置や作成時に使われている用語や関連知識を掲載しています。

設置に関するFAQ
作成に関するFAQ
設置や作成をする際に起こりがちなトラブルの説明と、よくある質問とその回答を掲載しています。

関数リファレンス
関数や演算子、特殊記号の意味や使い方を説明しています。



 
 


++ と --

++ や -- は、それぞれオートインクリメント演算子、オートデクリメント演算子と呼ばれ、
変数の前後に付けると値を 1足したり 1引いたりする事ができます。
前後どちらかに付けるかで代入時の値が異なりますので注意が必要です。

書式 意味と使用例
= ++
の値を1足した値を へ代入する
$a = ++$b ($b に1足した値を $a へ代入する)
$a と $b 両方とも 1足された値となります。
= --
の値から1引いた値を へ代入する
$a = --$b ($b から1引いた値を $a へ代入する)
$a と $b 両方とも 1引いた値となります。
= ++
の値を へ代入した後 の値を1足す
$a = $b++ ($b を $a に代入した後 $b に1を足す)
この時点で $a には 1引く前の値が代入されます。
$b は 1足した値になります。
= --
の値を へ代入した後 の値から1を引く
$a = $b-- ($b を $a に代入した後 $b から1を引く)
この時点で $a には 1引く前の値が代入されます。
$b は 1引いた値になります。



前に置いた場合と後に置いた場合の両方とも変数の数値に 1 足したり、1引いたりする
処理が行われますが、その値を代入した場合に違いが出ます。
代入せず直接 ++$a; などした場合、前置き後置きに違いはありません。
下のサンプルソース 2つで値がどのようになるかを確認して下さい。



下の例では $a と $b に初期値 0 を与え、前置き、後置きでそれぞれ 1加算し、
代入された変数の値と、 $a 、 $b の値をそれぞれ表示します。
$view1 には前置きで代入していますので 1が入り、 $view2 には後置きで代入しています
ので代入時には増加されず $view2 の値は 0 となります。
その後 $a と $b の値をそれぞれ表示してみると両方とも 1 加算されている事が分かります。





代入するのではなく、直接変数を増減する事もできます。
下のスクリプトを実行してみると分かりますが、++ を前に置いても後に置いても
それぞれの値は 1 足した値となっています。






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